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WTO加盟10年 中国の変化とは

2011年12月15日
 
【新唐人日本2011年12月16日付ニュース】中国が世界貿易機関、WTOに加盟して11日で10年を迎えます。グローバル化の流れに乗って、中国の経済および社会にも大きな変化が現われました。一方、貿易相手国や投資家からの不満の声もつきません。では、この10年間で、政府はどのような役割を果たしたのでしょうか。専門家の分析を聞いて見ましょう。

WTO加盟後、中国は扉を開き、外資を導入。それによって生じたマイナス面の一つが、環境汚染。水、空気、土地などが急速に悪化しました。

評論家 伍凡氏
「各国で生産禁止、又は法律上で禁止された。生産の技術や生産ライン、命に損害を与える生産ラインが皆 中国に来ました。世界のごみ処理まで中国に来て、中国は巨大なごみ処理場となりました」

「中国の収入が増加し、庶民の生活が多少向上したものの、貧富の差はますます拡大し、利益を得たのは官僚とその子弟です。一般庶民の収入の増加はGDPの成長率ほどではありません。胡錦涛は“13億人がみな恩恵を受けた”と言いましたが、これは嘘です。私は信じません 逆に利益を得た官僚やその子弟が大勢海外に移住し、財産を外国に移し、汚染された土地だけを中国の子孫に残しました」

WTO加盟の恩恵を受けていない中国の庶民。では、貿易相手の欧米社会は潤ったのでしょうか。伍凡さんは、中国はWTO加盟後の10年のうち、後半の5年間は国家資本主義の道を歩み、WTOの基本原則に背いたと指摘します。

評論家 伍凡氏
「典型的な一例が 貿易不均衡です。米国は中国から年間2700億ドルを輸入、中国への輸出は 920億ドル、その差額は1899億  3対1です。故に米国人は不平をこぼします。中国が人民元のレートを下げ、安値で物を売るため、米国の労働者数百万人の失業を招いたと思っています。EUも同じです」

欧州の主権債務危機が深刻化する中、各国の経済学者はWTOの形式がベストなのかどうか、討論しています。伍凡さんは、環太平洋経済連携協定(TPP)に、さらなる自由貿易のプラットフォームを期待していると述べました。

新唐人テレビがお伝えしました。


 

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